2013年12月アーカイブ
2013年12月28日
どうなったのか...あのツリーは...
区民ホールいっぱいに広がるクリスマスツリー ...のはず...。
今年最後の大イベント「クリスマス会」(20日)。このツリー、1年生スタッフが一生懸命計画したもので、ロープで会場いっぱいに吊り下げようというものです。前日の練習は成功。果たして、当日は...。
わーという歓声でなく、「がんばれー、おーー」の声... 力の入れ具合の関係からか、うまく吊りあげられません。それでも皆のワクワク感は続きます...(Z)
投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時14:42 | パーマリンク
2013年12月14日
おでかけマルシェ in Tamariba あるいは くるりんパーク
フリースペース"Tamariba"がいつもと違う表情を見せています。14日開催の「おでかけマルシェ」は地域の女性グループが様々な手作り製品を販売、子供たち向けのワークショップも開いて、たくさんの子供たちが集まりました。
今回は、フリースペース"Tamariba"、南海公園、老人憩いの家の地域3地点の同時開催。地域の諸団体が加盟する「岸里地域活動協議会」が主催し、私たちも共催に名前をつらねました。初めての試みでしたが、この地域にこんなに子供がいたんだと思うほどでした。
私たちのビー玉アート・自主製品コーナーもスペースの一角を占め、利用者さんががんばって販売。明日15日はお馴染みのフリーマーケットを、これまた3地点同時開催で行います。(Z)
投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時12:02 | パーマリンク
2013年12月12日
「ここには映画館があった」
高3の秋、文化祭で16ミリフィルムの映画上映会をやりました。フランスのコメディ映画。受験間近だったので、許可をもらいに行った学年主任からは「は?余裕やな」。職員室で散々嫌味を言われながらも、映画が大好きだった私は、映画会社から借りた映写機の光と音に同級生らと共に興奮していました。
「ここには映画館があった」は、社会性・実験性の高さで知られる劇団「燐光群」の作品。舞台には、映画館の座席が再現され、役者はこちらを向いて座っています。セリフのほとんどは様々な映画作品を絡めたもの。小さなローカル映画館で、過去・現在・未来が見事に行き交う構成がたまりませんでした。
我々で言えば、「ここに施設があった」でしょうか。さまざまな人々、利用者さん、ご家族、スタッフがこの舞台に登場し、時間が過ぎていきます。ここで私たちが追うものは何でしょうか。進行する時間の先にあるはずと思ったものは、実は過去にあって、二度と手の届かない時間のなかに隠れている。ノスタルジーでなく、未来に過去があり、過去に未来がある空間にいる心地よさは、施設も映画館もそれほどの変わりはなさそうです。(Z)
投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時16:06 | パーマリンク
2013年12月 2日
どうぞよろしく...3回生の皆さん
大学3回生の皆さん、はじめまして。
マイナビ・リクナビで関心を持っていただき、当法人のホームページを訪問くださったのだと思います。ありがとうございます。
私たちは、重症心身障害者の地域生活を支援するNPO法人です。日中活動を行う拠点としての施設運営のほか、重度訪問介護といった福祉サービスの提供、またグループホームの運営を行っています。さらには、国際交流や被災地支援、アート活動、コンサート、フリマ開催など幅広い活動を展開。スタッフのうち約2割が外国人スタッフからなるユニークな組織です。
今朝の新聞各紙朝刊は、就職活動スタートの記事が1面を飾っていました。採用側にとっては毎年の恒例行事であっても、学生さんにとっては新卒での就職活動は人生で1回キリです。「どうか悔いのないように...」というのが常套句でしょうが、私からは「飛び込む気概を!」とアドバイスをしたいです。
ほぼすべての学生さんが「自分に合った仕事を」「自分のやりたいことができる所を」求めるのだろうと思います。しかし、社会は広い。学生という立場でみる社会、関心の幅は限られており、無意識のうちに自身の進路を狭めている学生さんが多いようです。聞いたこともないような組織にトライしてみてください。まったく興味・関心のない分野に目を向けてみてください。実際に足をはこび、話を聞いてみると、なんとこの社会には様々な仕事があり、それぞれが複雑に絡み合い、人々が生きていることに気づかれることでしょう。
かく言う私自身の就職活動といえば、もう4半世紀も前になってしまいました。携帯電話もインターネットもない就職活動。「ペンの力で社会を変えるのだ」と青い気持ちで新聞記者になりました。仕事を通じて知ったのは、社会の奥深さです。知れば知るほどに自分の無知をさらけ出す感覚です。自身の就職活動を後悔したわけではありませんが、自身で狭めた関心の幅を恥じました。
学生さんが、社会に向け一歩を踏み出すこの時期。目を輝かせ、自身の将来を語る学生さんに一人でも多く出会いたいと私たちも心を躍らせてお待ちしています。(Z)
投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時12:29 | パーマリンク