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2017年1月アーカイブ

2017年1月26日

成人のお祝い

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 ドレスで着飾った利用者さんに何か声をかけるスタッフの怪しげな様子...。日中活動のなかで、成人のお祝いをする直前の様子です。何を話しているのでしょうか、う?ん、やはり怪しげ...。打ち合わせ?言い寄ってる?お祝いのメッセージをこっそりと?会には家族をお招きして楽しい時間を過ごしました。なのでよしとしましょうか...(Z)

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時19:51 | パーマリンク

2017年1月26日

にっちも展

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 気づいたらもう終了間際!!!galerie"見る倉庫"の「にっちも展」は1月28日(土)最終日です。ぜひお越しください!

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時19:49 | パーマリンク

2017年1月21日

キブツ


 アテネの安宿はかつてバックパッカーの溜まり場でした。ある同宿人がイスラエル出身。「岡本公三を見たことがあるよ」と声かけてきました。結局真偽不明でしたが、仲良くなり、「イスラエルに来たら寄って」と手渡された住所がキブツでした。

 「あぁ、社会科で習ったなぁ」とぼんやりとした記憶で訪ねたキブツでしたが、「おぉ、これが共同社会の実験場かぁ」と興奮。その友人の実家に少しお世話になることにしました。

 キブツでは外国人をボランティアとして受け入れていました。シオニズムに共感しているとか、していないとかは関係はありませんでした。ボランティアは食事を無料で提供され、一定程度の労働(農作業など)を行います。当然、ヘブライ語などできるはずはありませんが、旅行のついでにキブツに寄り、イスラエルの社会の一端を経験しながら、また旅を続けていく...。「こうして自らの社会や思想、その実践を知ってもらう、PRする方法もあるのだなぁ」と感心したものでした。

 

 もう10数年前、韓国とのワーキングホリデー制度が始まった際、就労場所がなく帰国する韓国人青年が多いとの新聞記事を見つけた時、結びついたのがこのキブツでした。私たちの活動を外国人青年が経験し、重い障害を持った方々の存在を知り、また逆に重い障害を持った方々もスタッフも外国人青年との時間を持つことで世界の一端を知ることができる。そして早晩帰国するにしても、私たちの思いを彼らが母国へ持ち帰り、何らかの形で種を蒔いてくれるのではないか。

 

 ただキブツでは、イスラエル人と外国人青年の人的交流は活発ではありませんでした。せっかくの大きな共同食堂でも外国人は外国人で集団を作ってしまう。私たちのところではそうならないようにしたい。彼らにもミーティングに参加してもらい、様々な活動に自発的に参加してもらい、交流を深めてもらいたい...。

 

 漠然とした思いで始めた外国人青年の受け入れも、すでに経験者は150人を超えました。韓国、ドイツ、フランス、台湾、デンマーク...。しかし、実際の活動では課題は多く、10数年たった今も当初の目論見を果たせたとは言えません。不平不満は日本人、外国人双方から出ます。「何しに来てるんや!」と言いたい子もいます。それでも、ようやく福祉における「介護ビザ」発給が目前に迫った昨今、外国人がいる風景が当たり前のようにあるこの場、安い労働力としてではなく"同僚"として捉えようとするこの場の存在は、ますます日本の福祉のなかで重要性を帯びるのではないかと考えるのです。(Z)

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時17:04 | パーマリンク

2017年1月19日

「風は生きよという」

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 ドキュメント映画「風は生きよという」が2月11日(土)から2月17日(金)、第七藝術劇場でロードショー公開です。

 呼吸器を使って生活する障害者の方々が登場します。尊厳死法へのアンチテーゼとして様々な人生が描かれていきます。

 今日は、宍戸監督がデーセンター夢飛行に来られ、映画をPRくださいました。すでに昨年、私たちはフリースペース"Tamariba"で自主上映会を開催しましたが、もっと多くの方に観ていただきたい映画です。

 もともと映像に興味があったわけではなく、社会的問題に関心があったと話す宍戸監督。仙台出身で、東日本大震災発生時は、山谷(さんや)で福祉の仕事をされていました。震災を知って、地元で撮った作品が「犬と猫と人間と2?動物たちの大震災」(2013年 配給:東風)です。

 気さくな、誠実な人柄がにじみます。せっかく来ていただいたのに、チラシをもって撮影したのが、路面電車の駅で...。でもそれも私たちらしいかな??

 映画の紹介はこちらから
 http://kazewaikiyotoiu.jp/

 前売り券を法人事務局(06-6656-1280)でも販売しています。ご連絡お待ちしています。


 映画監督、なりたかったなぁ...。高校3年生の文化祭。映画上映会をやったのですが、先生からは「受験前やのに余裕やな...」と散々嫌味を言われたのを覚えています。当時は、ロードショー落ちの映画3本立500円なんて映画館が梅田にもあって。しかも、入れ替え制でなく。頭がクラクラしながら映画館に1日こもって観たのが懐かしいです。
 そうそう、小学生の時、ゴジラ封切り日、映画館前で並んで待っていると大きなフィルムがバイクで届いて歓声を上げたこともあったっけ。デジタル映像、ネット予約、完全入れ替え制なんてなかった頃、映画は輝いていました。(Z)

 

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時18:01 | パーマリンク

2017年1月17日

22年...

 あれから22年という。自分自身が生まれる22年前といえば太平洋戦争まっただなか。と知れば、この時間の長さがわかる。たとえ、地球という宇宙の時間のなかでは塵のような長さだったとしても..。

 この1年で生まれた人たちは、いつかそのような感覚で見るのだろうか。いや、東日本大震災も同じだろう。忘却があるからこそ、悲しみも徐々に癒される。一方で、忘れてはいけない記憶もある。その選別は人間という生き物には苦手なのだろう。だから歴史は繰り返される。

 今はまだ覚えている。遺体が横たわる街、方々から黒煙があがる街、奇妙な静かさに包まれた街...。

 忘れるな、忘れるな...しかし記憶が消えていく...  なんだか「君の名は。」みたいだけど...(Z)

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時18:19 | パーマリンク

2017年1月16日

「わ・はは」

 重症心身障害児・者らのお母様方が作る小冊子「わ・はは」があります。ワハハと笑いながら障害児・者の母をやっていこう、その輪を広げていこうと。障害者の自立運動のなかで、当事者と家族、特に母との関係はいつも課題ですが、それでも母は母。その愛情がさまざまに作用するにせよ、その深さはスタッフの及ぶところではないでしょう。

 前号のテーマは「心を汲む」でした。私たちが被災地支援の一環でつながりもある岩手県一関市のお母様からの感想です。(●や○は本人さんのお名前です)


今回の 心を汲む っていうテーマ、いつもいつも心にあることです。

●がお話しできたらどんなにいいかなあ。

言葉によるお話じゃなくてもいいから、表情でわかったらどんなにいいかなあ。

いつもいつも感じています。

どう?

と質問して穴があくほど、長い時間のぞき込む

何度も何度もやってますが、なかなか●の真意はわかりません。

でも、わからないからって、コミュニケーションがとれないと判断されたり

したら、ものすごく頭に来ます。

県で作ったアンケートの項目に コミュニケーションがとれない

という答えの項目があったりすると、むきになって抗議したりします。

そこに丸印をつける状態があるのか?と。

○ママと同じでこちら側にわかる力がないということ。

まわりの人たちは、●にゆっくりゆったり接してほしいです。

答えを待ってほしいです。

私だったらこう思うけどなとか、考えながら、●はどう思っているんだろう

と●の答えを楽しみにゆっくり待ってほしいです。

そのあとなら、別に、ああ、こうなのねって思い込みの汲み取りでもいいと思うんです。

一緒に答えを作っていくなら、その人なりのコミュニケーションを

●は、喜んでるだろうなあと、

これも、私の思い込みですが

こんなふうに深く考える機会を作ってくれる●たちに感謝しています。

ほんとうにお坊さんみたいですよね。

尊敬しています。

またまたわ・ははでいろいろ楽しく考えました。

みんなで回し読みしています。


日々の活動のなか、スタッフに"待つ"時間はなかなかないように思えます。けれど、もしかしたらその"待つ"時間を避ける私たちもいないわけではないだろうな。何か作業をしていることに安堵する自身。短い時間と"待つ"時間は相容れないようにも見えますが、きっと"待つ"時間は待つ気持ちなんですよね。その気持ちを持つ時間があるかないか。その意思があるかないか。(Z)

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時08:42 | パーマリンク

2017年1月10日

ありがとう

 子供に先立たれる辛さを私は想像できません。一昨年父が逝ったとき、私は人生で初めて近しい家族を失いましたが、90歳を超え、それは自然の道理を納得するところがありました。しかし、子供の場合は...。先日利用者さんが亡くなられました。葬儀でのご家族の言葉を許可を得て掲載させていただきます。(〇は利用者さん名)

〇は、私達夫婦にとって初めての我が子で、両方の祖父母にとって初孫でした。妊娠がわかった時、皆が大喜びして、この子に会える日を楽しみに待ち侘びておりました。誕生して間もない時期に医師から障がいがあると伝えられ、戸惑いましたし、いっぱい悩みました。それでも前を向いて歩んでいこうと思えたのは、何より息子が愛おしかったからです。話すことも歩くこともできませんでしたが、息子は毎日素敵な笑顔を見せてくれました。これまでに幾度、彼の笑顔に励まされ、勇気づけられ、癒されたか知れません。のちに〇に弟と妹が出来て、私達は家族五人でかけがえのない日々を過ごしました。五月には潮干狩り、夏にはキャンプ。楽しい一日には、いつにもまして良い笑顔を見せてくれたことが思い出されます。

息子は自身に与えられた歳月を、懸命に生きました。そして私達の胸に"笑顔"や"思い出"という宝物を、数えきれないほど残してくれました。「ありがとう、よく頑張ったね」そう伝えて見送ります。

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時13:48 | パーマリンク

2017年1月 4日

2017年が始まりました。

 それぞれのお正月。一年の計は元旦にありという方、寝正月だった方、あちらこちらとバタバタという方、体調悪かった方、家族団らんだった方、一人寂しかった方、熱い闘志を秘めた方、なんだかなぁという方...
 そして、年賀状、メール、ライン...新年の挨拶もさまざまに。
 
 「我々の住む現代社会は変質しやすく、液体のように極めて流動的な『液状社会』‥‥液状社会では、こうした不満を抱く有権者が、新しい者を欲する『消費者』のように振る舞う。国境を閉じて市場を国内にとどめようと、新しい指導者を『買い』求めるのだ・・・・我々は非常に不安定な世界で生きていくことを学ばなければならないのだ・・・・」(ジャック・アタリ)
 
 なるほどなぁと思う。有権者は労働者と置き換えていいのかもしれません。「同一労働同一賃金」の行き着く先は、企業や業績は関係なく、すべての労働の平等化のような...。欲望をもつ人間にその仕組みは機能するのでしょうか。一方の行き着く先は、労働力の流動化。何かを得れば、何かを失います。消費者、有権者、労働者の多くはそのことを理解しているようには思えず...。

 外国人の夫に無断で凍結受精卵を医師が移植し、妻が出産。夫婦はその後離婚し、夫が親子関係がないことの確認を求めて提訴とのこと(毎日新聞1月4日)。「法に規定はなく、移植ごとに夫婦の同意を求める倫理規定に違反」とは新聞の指摘ですが...。医師を罰すればいい?...また新しい法律を作る?...夫婦や親子の意味を知らぬ二人の責任を社会が負うのか...

 ほんとうに大切にしたいものはなにか。

 あぁ、新年早々の愚痴レベルかぁ...(Z)

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時08:50 | パーマリンク