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2012年5月30日

これからの被災地支援

 半年後には平時の消費に戻ったそう。総務省の「家計調査」。大震災後、全国規模で「教養娯楽」「被服」「外食」などの余暇的消費を中心に消費が冷え込んだ。それが半年後にはいつもと変わらない消費行動に。経済を冷え込ますのではなく、購買による被災地支援を...というマインドも確かにあったろうが、それよりも人間、これまでの消費レベルを長期間下げるということは難しいということなんだろうと思う。

 

 私はぜいたくなんかしていませんよ、と言ったところで、日本に住んでいる以上、ほとんどの人は世界的にみれば、高水準の生活レベルを当然のように享受している。119番すれば、まあ、それなりの時間で救急車はやってくる。たらい回しになることもあるが、それでも病院に行けば、まず医療機器は作動して、それなりの治療は受けられる。それが当たり前でない生活をしている方のほうが世界には多いのだから。

 

 震災を知って、皆が感じたこと。何とか力になりたい。多少の自身の時間や労力やお金を犠牲にしたって。どうしたらいいのだろう。それがある時間が経過すれば、こちらにも生活はあるのだし。自分の時間やお金を使ってまでは。となる。そう思う人が徐々に増え、多数を占め、記憶から徐々に消える。"風化"と言えば、聞こえは悪いが、世の中に問題、課題、悲劇などはあふれており、一つの記憶を維持することは、現代社会に生きる私たちには困難なのかも知れない。それが自然であるように思う。

 

 それでも、私たちは被災地支援・第4期の派遣を決めました。どうしてだろう。被災地という"被災"への支援なのか、被災地にある"福祉の課題"への支援なのか...。その労力と時間をかける意味があるのか。否、意味への問いかけそのものが愚かなのか。

 

 必要とされる自分があれば、行きたいと思う。願う。賃金労働とは切り離した思いの実現が困難になった社会にあって、その思いが叶えば。(Z)

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時12:43 | パーマリンク

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