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2017年1月16日

「わ・はは」

 重症心身障害児・者らのお母様方が作る小冊子「わ・はは」があります。ワハハと笑いながら障害児・者の母をやっていこう、その輪を広げていこうと。障害者の自立運動のなかで、当事者と家族、特に母との関係はいつも課題ですが、それでも母は母。その愛情がさまざまに作用するにせよ、その深さはスタッフの及ぶところではないでしょう。

 前号のテーマは「心を汲む」でした。私たちが被災地支援の一環でつながりもある岩手県一関市のお母様からの感想です。(●や○は本人さんのお名前です)


今回の 心を汲む っていうテーマ、いつもいつも心にあることです。

●がお話しできたらどんなにいいかなあ。

言葉によるお話じゃなくてもいいから、表情でわかったらどんなにいいかなあ。

いつもいつも感じています。

どう?

と質問して穴があくほど、長い時間のぞき込む

何度も何度もやってますが、なかなか●の真意はわかりません。

でも、わからないからって、コミュニケーションがとれないと判断されたり

したら、ものすごく頭に来ます。

県で作ったアンケートの項目に コミュニケーションがとれない

という答えの項目があったりすると、むきになって抗議したりします。

そこに丸印をつける状態があるのか?と。

○ママと同じでこちら側にわかる力がないということ。

まわりの人たちは、●にゆっくりゆったり接してほしいです。

答えを待ってほしいです。

私だったらこう思うけどなとか、考えながら、●はどう思っているんだろう

と●の答えを楽しみにゆっくり待ってほしいです。

そのあとなら、別に、ああ、こうなのねって思い込みの汲み取りでもいいと思うんです。

一緒に答えを作っていくなら、その人なりのコミュニケーションを

●は、喜んでるだろうなあと、

これも、私の思い込みですが

こんなふうに深く考える機会を作ってくれる●たちに感謝しています。

ほんとうにお坊さんみたいですよね。

尊敬しています。

またまたわ・ははでいろいろ楽しく考えました。

みんなで回し読みしています。


日々の活動のなか、スタッフに"待つ"時間はなかなかないように思えます。けれど、もしかしたらその"待つ"時間を避ける私たちもいないわけではないだろうな。何か作業をしていることに安堵する自身。短い時間と"待つ"時間は相容れないようにも見えますが、きっと"待つ"時間は待つ気持ちなんですよね。その気持ちを持つ時間があるかないか。その意思があるかないか。(Z)

投稿者:W・I・N・G 路をはこぶ 日時08:42 | パーマリンク

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